2019年3月3日サンクト・ジャパンの勉強会

2019年3月3日サンクト・ジャパンの勉強会

株式会社サンクト・ジャパン代表取締役  秋田豊氏

株式会社サンクト・ジャパン取締役副社長 長坂卓朗氏

この日の勉強会は講師として、なんと元サッカー日本代表選手の秋田豊さんに来て頂くことが実現しました。

この日のテーマは「コンプレフロス」という特殊なバンドを使った勉強会です。

「コンプレフロス」は高校サッカーの強豪校である青森山田高校や、様々なプロ野球チームやプロサッカーチームでも使われています。

この特殊なバンドを使うことで、ファシア(≠筋膜)をリリースすることが出来、結果として疲労回復や痛みの軽減、体の可動域を広げることが出来ます。(スポーツ選手の脚のツリにも効果的)

まずは座学により、「ファシア」と筋膜との違い、最近のアイシングの話など学びました。

※ファシアは結合組織なども含めた広い範囲を定義します。

そして、実際に肩に症状が出ている方をモデルにして、実演に入ります。

まずは可動域テストから入ります。患側は外転90度までいかない状態でした。動作時痛も出ます。

そして「コンプレフロス」を使い手技動作に入ります。

「コンプレフロス」を巻いた状態で、特定の自動及び他動運動を行っていきます。

結果、挙上・外転時の動作痛、及び挙上時の可動域が大きく改善しました。

そして別の参加者の方の肩の可動域も改善しました。肩で悩まれている方はかなり多いみたいです。

その後はペアを作っての実技練習になります。

僕は左の肩の挙上がしにくいのと、それに伴ってのクリック音が気になった為、左肩をペアの方にやってもらいました。

結果として、挙上がスムーズに出来るようになり、クリック音も消えました。これにはビックリしました。

大腿部への「コンプレフロス」です。大腿部だけの症状ではなく、大腿部が原因として起こる股関節、足首の症状などにも幅広く対応ができます。

に、足首への実演です。捻挫を過去にやっていて内果に運動時痛と圧痛がある方がモデルになります。

足部へ「コンプレフロス」をやることにより、足首の可動域改善だけでなく、圧痛までもなくなっていました。

そして、腰部になります。

骨盤から腰部にかけて巻いていきます。まずは可動域をしっかりチェックして、それから「コンプレフロス」を使っていきます。

すると、「コンプレフロス」を使用して手技をした後は前後屈や回旋の可動域が改善しました。伸展に関しては明らかな変わりようでした。

「コンプレフロス」単体でももちろん効果がありますが、普段の施術と組み合わせることで、より効果的とのことです。

四肢や体幹と幅広く巻ける部分がありますので、その分、応用できる範囲も広いと思います。

勉強会の後は、秋田・長坂両先生に懇親会に参加して頂き、和気あいあいとした楽しい時間を過ごすことが出来ました。

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